早わかり税制改正のご案内

毎年夏ごろから政府・与党は税金の仕組みを見直し、年末に変更点をまとめ、翌春に法律として成立させます。
これが税制改正と呼ばれるもので、税理士は業務遂行上しっかり情報を収集・理解しておかなければならないものです。

毎年の税制改正項目は非常に多く、数十件もあります。
但し重要なもの・中小企業や一般国民に直接関係するものはそれほど多くありませんので、まずはそれら最重点項目を理解しておくと良いでしょう。

ところで税制改正法案は毎年3月に国会で成立しますが、その適用開始時期は一律ではありません。
「その年の4月から」、「翌年の4月から」、あるいは「翌年の1月から」などばらばらです。
それが毎年ですから、税理士でもどの改正がいつから適用されるのか頭の中は混乱します。

当サイトでは特に法人税・所得税・消費税の最重点項目に絞り、基本的に資産税・国際課税はばっさり割愛して、改正内容と適用時期をシンプルにまとめています。
税理士の備忘録ともいうべき内容ですが、宜しければ税制改正の歴史をたどる一助としてご覧ください。